読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

* Do Be Do Be Do *

あ〜、と腹落ちする瞬間がたまらんです。

意識学を学んだ。世界観が変わった。信じるか信じないかは自分次第だけど、私は信じてみたい。

  

こんにちは。今日は、私が一年間学んできた「意識学」について書いてみようと思います。今までずっと書くか書かまいか悩んでいたんですけど、学校が終わってしまいなんだか学んだことを忘れてしまいそうで。なので、自分の頭の整理のためにも書き始めてみようかなと。あとは、密かに尊敬しているブロガーのヒビノケイコさんの記事を読んで、やっぱり私も自分が好き・楽しい・面白いと思ったことを発信したいと思って、あらためて挑戦してみようという気持ちになったのです。

 

hibinokeiko.blog.jp

 

でも、やっぱり一番大きいのは意識学を学んでどれだけ私の世界観が変わったか、そしてどのように日常生活に役立っているかについてアウトプットしてみたいと思ったからです。ただ、学んだことが膨大すぎるのと、私自身全てを理解しきれていないのと、ところどころ出てくるスピリチュアリティや超科学に拒否感をもつ人もいるだろうから、どこまで詳しく書くかは手探り状態。それでも、恐れずにスタートしてみる!

  

f:id:ykmykn:20161002082824j:plain

 

副専攻(Minor)で意識学をとってみた

さて、私は大学の最後の一年間、Consciousness studies という副専攻を修了するために、5つの関連授業をとってきました。アメリカは主専攻(Major)に加えて、副専攻(Minor)といって、主専攻とするより少ない単位で修了できる副専攻制度を使って、違う分野について学ぶ人がけっこういます。例えば、政治学主専攻+日本語とか。

 

私の場合は、主専攻は社会学系でしたが、副専攻としてConsciousness studiesをとりました。Consciousnessとは「意識学」になるのですが、それだけだとピンとこない人が多いと思います。

 

大学プログラムの説明によると、

Consciousness is a multidisciplinary inquiry into the nature, dynamics, and functions of the mind. It comprises new insights about the ontology of mind that are informed by depth psychology, neuroscience, quantum physics, and contemplative practices. The integral study of consciousness emphasizes broad and intellectually rigorous approaches to the mind and the exploration of cutting-edge and controversial issues. These include the nature of consciousness, the intersection of mind and matter, and ways of exploring levels of awareness that span disciplines, cultures, and history. It also includes a variety of experiential practices that have been demonstrated to heighten mental clarity, enhance creativity, and promote psychological and physical well-being.

 

日本語訳(訳すの難しい、要改善)

意識学とは、多角的な学問領域から生まれる、心と精神の性質・ダイナミクス・機能へ対する問いを扱う学問である。意識学は、深層心理学、神経科学、量子物理学、瞑想実践などに基づいた、心と精神の存在論に対する最新の洞察から成り立っている。統合的な意識学は、多岐にわたる厳格な知的アプローチを通して、心と精神、そして最先端で論争を生んでいる問題の探求する。例えば、潜在意識の性質から、心・精神と物質との共通性、さらには異なる学問領域、文化、歴史の中にみられる「潜在意識の階層」の探求方法が挙げられる。加えて、意識学は精神的明晰さの向上、創造性の向上、そして心と体の健康を促進させると明らかにされた多様な経験的実践も扱う。

 

これでもピンとこない人が9割だと思うので、今度はググってみました。なんと、知恵袋に答えを求めている人がいた。

 

detail.chiebukuro.yahoo.co.jp

 

意識学と言う名前をまえに聞いたのですが、本当にそんな研究分野があるんですか?

 

という質問に対してのベストアンサー。

 

研究している方は居られる用ですが、分野としてはどうなのでしょうか。

意識学
1.人間意識を考察するもの。=意識の哲学。
2.超能力や超常現象などに科学的にアプローチしたもの。=意識の情報科学。
3.啓蒙啓発的な、宗教的なもの。=意識の宗教学。

こんな感じのものが見受けられます。

超心理学や宇宙生物学と同じで、
「研究はされて居るが学問としてはまとまった形がない」という所でしょうか。

 

なんとなく、少しだけわかったような、わからないような感じでしょうか。私が学んだ感覚としては、1と2が当てはまっていると思います。これでも、やっぱりピンとこない人が多いかもしれないので、まずは授業を紹介しながらどんなことを学んだか具体的に書いていこうと思います。

 

以下は、私は5学期間にとった授業です。教授は鬼畜で(笑)めちゃくちゃ本を読まされ、書かされ、議論しました(大学なのであたりまえ)。私の専攻だった社会科学系とはまったく違う分野の読み物をするので、参考文献は知らない用語のオンパレードで当時は本気で英語が嫌いになったけど、今思い返すとだいぶ鍛えられたと思います。

 

1. Consciousness Studies - The farther Researches of Human Nature

この授業は1番最初に履修する授業で、意識学への導入クラス。夢の科学、直感、意図・志向(こうなりたい、こうしようという姿勢みたいな感じ)、超常現象(テレパシーとか透視、予知、臨死体験)を通して、心と精神(マインド)と身体(ボディ)の繋がりについて学びました。さらには、瞑想や静観的活動(仏教でいう座禅とか、キリスト教でのお祈り)が心と身体の健康に与える影響についても学びました。最近マインドフルネスってよく聞くようになったけど、それです。ちなみに何が驚いたかっていうと、授業の初日に念力の練習をさせられたこと(注:大学です)。紐に通したコインを念力で動かすというものでしたが、もちろん、私はできませんでした(だって心の中は疑念でいっぱいだったもの!)。

 

2. Explorenation of Consciousness 

二つ目は、1で学んだ潜在意識に関する知識をより深める授業。潜在意識の性質と、心・精神と身体の繋がりについてより深くつっこみました。例えば、慈悲の心(思いやり)や「信じること」とはどういうことか。脳は可塑性(脳は損傷しても、回復能力がある。そして脳の機能は鍛えることができる)があるのだから、アテンション(関心)とインテンション(意志) を持つことがどう脳の能力に影響するのか。瞑想と精神修行は、本当に心と身体の健康に影響があるのか。現在科学は、西洋社会のキリスト教ベースの独断的価値観に縛らているが、それにどう挑戦していくか。

 

この授業は一番重かった。成績も一番悪かった。

今まで信じていた価値観や世界観が覆され、すごく不安定になった。

私は結構疑い深い頭カチカチ人間なので、毎回の授業が自分の「あたりまえ」との挑戦でした。

 

3. Consciousness and Natural World

三番目の授業。自然界における潜在意識の在り方について学びました。動物と植物は意識を持っているが、人間はさもそれらが自分たちよりも低能かのように扱っているのはどういうことかという倫理的問題から、ペットの犬はなぜ飼い主がもうすぐ帰ってくることがわかるのか。なぜ、地震の前に動物が反応するのか。シャーマニズム文化では、自閉症を病気として扱うのではなく神聖な者の証として扱うのに、なぜ西洋では発達障害とされるのか。南米の原住民がもっている植物に関する豊富な知識はどこからやってきたのか(彼らいわく、植物たちに教わった!)、などについて学びました。

 

この授業が始まる頃には、だいぶカチカチ頭と閉ざされた心が開いてきて、積極的に知らなかったことを吸収することができるようになったと思います。日本の神道(シャーマニズム)や沖縄のユタ、アイヌ民族にも興味を持ちはじめたのもこの頃。日本ってもともとは精神性の強い国だったけど、いつのまにか欧米化され「宗教」とか「精神」とか、目に見えないもの、触れないもの、科学で証明できないものに嫌悪感をもつようになってしまっているのだなという気付きもありました。

 

4. Consciousness and Well-being

四番目の授業は、意識と幸福について。この授業がもしかしたら一番抵抗を感じる人が多いかもしれない。なんてったって、悟りとか、ワンネスとか、集合意識とか、慈悲、愛、そういうことについて学ぶから。笑 倫理観や思いやりについて深掘りしたのもこの授業。

 

私的には、この授業で読んだSabaathという「もっとゆっくり生きてもいいんじゃない?」と語りかけてくる本にはけっこう救われました。何もしないと罪悪感を感じてしまう現代社会だからこそ、息をすることに集中してみたり、一日の終わりはキャンドルを焚いて家族とゆっくりしたり、自然の中に出ていって鳥のさえずりや川のせせらぎに耳を傾けてみたりすることが大切なんだよ?って。こういう生き方ができるように、自分で人生をつくっていきたいなと思えた授業でした。

  

5. The Psychology and Science of Dreams

そして、最後は夢に関する授業。夢に関する歴史や理論から学び始め、夢から生まれた芸術作品や病気の治療薬、夢分析や明晰夢についても触れました。(知ってました?糖尿病の治療に使うインスリンって夢から生まれたらしいですよ。フランケンシュタインという文学作品も、ハレルヤという音楽も!)

 

この授業で面白かったこととしては、課題として夢日記をつけたこと。合計32個の夢を覚えてノートに書くのが成績の30%(!)。覚えてないんならMake up(捏造)しろ!ってシラバスに書かれてました。最初は夢を思い出すのがほんとにきつかったけど(起きたらだんだんフェードアウトしていく感じ)、徐々に慣れてきて、朝起きたら夢を忘れないようにすぐにノートかケータイに書き起こすという日々を過ごしていました。改めて夢日記を見返すと、ほんと支離滅裂、意味不明な夢が多くて笑えます。(例えば、私は自然豊かな場所に立っていて、人参を買おうとする。そしたら人参が7ドルもして驚く。そして、どこからともなく出てきた「先輩」に君たちはお金を出し合ってネギをたくさん買いなさいとと提案される夢とか、南アフリカで正義のヒーローとして、悪の組織と戦う夢とか。)

 

さらに、毎回授業の最初の時間は、グループで自分の夢をシェア。これは自分だけの解釈ではなくて、他の人の夢の解釈を聞くことで、自分の夢に対する理解を深めることができたのがおもしろかった。

 

そして、この授業は自分自身のヒーリングにもなりました。数年前にみた夢で、ずっと覚えている夢がありました。それを授業でみんなと一緒に分析してもらうと、実は自分の傷ついた心の現れだったことに気付くことができたのです。それに気づいた私は、授業中にも関わらず泣くという恥ずかしい経験もしました。また、この授業を取っている時に見た夢で、将来なりたいことはカウンセラーだと自信を持って思えるようにもなりました。

 

f:id:ykmykn:20161002084535j:plain

(授業は机をこんな感じにしてみんなが見えるように。手前に電子辞書は、この授業を取り始めてから相棒になった。)

 

 怪しくて、怖くて、気持ち悪くてもOK

以上が、簡単な私が学んできたことの紹介ですが、、、、

 

えーーー???この人何いってんの?怖い、気持ち悪いと思う人、いるかもしれません。私も初めは同じでした。だから、拒否感や不信感は当然のものだと思います。ただ私はこの授業を通して、私は何も知らずに、周りが当たり前だと信じていることを盲目的に信じていただけなんだなと気付くことができました。それからは、自分は何も知らないんだから、初めて出会う考え方でも価値観でも、まずは受け止めて自分なりに噛み砕いてみようという姿勢を持とうと心がけるようになりました(まだまだ、批判的になる自分はいるけどね)。そうすることで、知らないことを学ぶ楽しさを知ったので、もっともっといろいろ知りたい知的好奇心が溢れたり、最初は理解不能だったことがふっと分かる瞬間の気持ちよさから、いっそう考えるようになったり、知らないことばかりなんだからもっと謙虚になろうと思えたり、いろいろ日々の生活での心構えが変わったように思います。

 

私が意識学の授業がすごく楽しくて大好きだったのは、学んだことを学校の教室で終わすのではなく、毎日の日常生活でいくらでも活かすことができたからです。そういった自分ゴトに繋げた学びをさせてもらった教授にはほんと感謝だし、一年間一緒に怒涛の課題に耐え抜いた15人ほどのクラスメイトとは特別な絆を築くことができたし、もうほんと意識学の副専攻に出会えてよかったと思っています。

 

 

私は、引き寄せの法則ってほんとにあると思っています。引き寄せというよりも、日々の小さな出来事から大きな事件、自分の要所要所での決断にはそれぞれきちんと意味があるということ。

 

コミュニティ・カレッジを終えた後は別の州の大学に行こうと考えていた私が、最終的に同じ州に残って、卒業前ギリギリに見つけた大学の学部に応募して、大学卒業に必要なサイエンス系の授業をただ必要だから取るのではなく、興味があるものを履修したいと思って他学部の授業まで調べた結果、出会えたこの副専攻。今は運命だと思っています。

 

ということで、今回はざっくりとした意識学の紹介をしてみました。これからは、授業で読んだ本について書いてみたり、書きたいと思ったトピックについて書いていこうかなと思っています。